この記事を読んでほしい人
- 就活を始める時期が分からない大学3年生
- 就活を意識し始めた大学1・2年生
- 就活の始め方が分からない人
この記事の内容
大学3年生は5月までに始めよう
大学3年生の春から就活を始める場合は、自己分析、業界・企業分析を行う
大学3年生の夏から就活を始める場合は、説明会に参加する
大学3年生の秋・冬から就活を始める場合は、早期選考にエントリーする
大学1・2年生で、何となく過ごしている人は、有給の長期インターンシップを行う
もくじ
就職活動はいつから始めるべき??
大学3年生の秋ごろになると、ちらほらこんな会話が聞こえてきます。
本選考に限っては、2020年卒業の学生までは経団連が定めていた「3月エントリー6月解禁」が一般的で、
2月あたりから志望業界や志望企業を絞り始め、3月に一斉エントリーするというのが就活の風物詩にもなっていました。
いわゆる『クリック戦争』というやつですね。
しかし、株式会社リクルートキャリアの調査によると、2020卒学生の2019年4月1日時点での内定取得率は22.2%という結果になり、4年生になりたての就活生の5人に1人は就職先が決まっているという現状が明らかになりました。
4月1日時点、大学生(大学院生除く)の就職内定率は22.2%(+1.7ポイント)。インターンシップ経験有無別にみるとインターンシップ経験者(以下経験者 )は 27.3% 。一方で 、インターンシップ未経験者 (以下未経験者 )では13.7%となっています。
しかし、21卒以降は就活のルールが撤廃され、通年採用が主流になっていきます。だからこそ、早めに備え、行動に移すことが大事になってきます。
結論から言うと、
大学3年生の5月
です。
企業によって、インターンシップで内定を出したり企業や本選考が秋に始まったり、選考のスタートはバラバラで統一されていません。
更に、前述の通りこれまでの就活ルールがなくなり通年採用が一般的になってきます。
しかし、企業が行う就活イベントの内、一番最初の選考につながるもの(説明会や座談会など)は夏インターンシップです。
そして、その夏インターンシップの選考が始まるのが、6月中旬ごろからなのです。
※勿論、企業によっては夏インターンシップを開催しなかったり、そこから内定を出さないこともあります。
本選考・インターンシップ選考に関わらず、選考に対策0で挑むのは自殺行為です。
しっかりと準備をし、万全の態勢で臨まなければ、受かりません。
そしてその準備には、およそ1カ月程度はかかります。
なので、夏インターンシップの選考が始まる1カ月前の5月なのです。
何から始めたらいいの?
就活に向けてやるべきことは、あなたの学年によって違います。
特に、就職活動を目前に控えた大学3年生と大学1・2年生ではやるべきことは全く異なりますし、
同じ大学3年生でも時期によって着するべき事柄は変わってきます。
というわけでここでは、学年・時期別にやるべきことをご紹介します。
大学3年生のあなた【4・5月】
大学3年生でまだ進級したばかりの4・5月を過ごしているあなたは、
6月以降のサマーインターンに向けて自己分析、業界・企業分析を徹底して行ってください。
本格的な就職活動が始まるまでまだ1年弱の時間がありますが、
何もせずに過ごしていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。
就職活動では、【自己分析】こそが最も重要になってきますが、
その自己分析も1日やそこら完成するほど甘いものではありません。
十分な時間をかけてじっくり自己分析や業界・企業分析を行い、就職活動の軸を定めてください。
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大学3年生のあなた【6・7・8月】
大学3年生の夏休みを迎えようとしている、もしくは満喫中のあなたは、
サマーインターンへのエントリーと各種説明会への参加を行いましょう。
そして、また、その間に同時並行で自己分析や業界・企業分析も進めておくとGOODです。
大学3年生のこの時期は、周りの学生もチラホラ就活を意識し始め、
企業や就活情報サービス運営会社が説明会やインターンシップを開催し始めるなど、
じわじわと就活の波がやってくる時期です。
周りに後れを取らないためにも、まずはアクションを起こし、
自分の中で就活に対する意識を高めていきましょう。
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大学3年生のあなた【9~1月】
夏の楽しい時期も終わり、周囲の雰囲気が就活に染まり始めた頃のあなたは、
オータムインターン・ウィンターインターンへの申し込みを行いつつ、
早期選考を行っている企業へのエントリーを行いましょう。
夏までは長い就活の中でも準備体操のような時間でしたが、
この時期になると少しずつ就活が本格化し始め、一部の学生は内定を貰い始めます。
ここで始めておかないと、後々非常に苦労することになるので、
なるべく早めに行動をしてください。
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大学3年生のあなた【2・3月】
年も明けて冬休みに入ってしまったあなたは、
本選考に備えて自己分析や業界・企業分析を行うと同時に、
早期選考を行っている企業へのエントリーを行いましょう。
はっきり言うと、この時期でも就活を始めていないのは黄色信号点滅状態です。
少し危機感を持った方がよさそうです。
本選考を間近に控え就活もいよいよピークを迎えるこの時期にすることは、
第一志望の企業の選考が始まる前にできるだけ就活の経験値を積んでおくことです。
とにかく行動に移してください。
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大学1・2年生のあなた
就活なんてまだまだ、とにかく大学生ライフを満喫中のあなた。
サークルやバイトもいいですが、今の内から少しずつ就活を意識した行動をすることで、
周囲の学生と差をつけることが出来ます。
具体的におすすめなのは、有給の長期インターンシップです。
既に部活動など熱中しているものがある方は別ですが、
特に熱中しているものも無く、なんとなく学生生活を過ごしているあなたにはピッタリだと思います。
重要なのは、実際に企業に所属して、働くということ身を持って体験するということ。
こうした経験を通して、自身の仕事観ややりたいことが見つかるはずです。
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まとめ
今回は、
- 就活を始めるタイミング
- 学年・時期別で就活を始める際にまずすることをまとめました。
についてご紹介しました。
全体の内容をまとめると、
ポイント
- 大学3年生は5月までに始めよう
- 大学3年生の春から就活を始める場合は、自己分析、業界・企業分析を行う
- 大学3年生の夏から就活を始める場合は、説明会に参加する
- 大学3年生の秋・冬から就活を始める場合は、早期選考にエントリーする
- 大学1・2年生で、何となく過ごしている人は、有給の長期インターンシップを行う
というようになります。
就活で大事なのは、とにかく行動することです。
みなさんも、状況・時期に合わせて正しい行動をしていきましょう。